『悪祓士のキヨシくん』の連載は続いています。2026年5月11日発売のジャンプ本誌には第91話がセンターカラーで掲載され、集英社や著者の臼井彰一氏から終了・休載の発表も出ていません。
「打ち切り」と検索される原因は、コミックス第7巻にあります。
第7巻の宣伝コピーに登場した「最終楽章(フィナーレ)」と、収録エピソード第57話のサブタイトル「悪魔の狂想曲 ―終幕―」。この2つが重なるタイミングで単行本派の読者が作品の終了と読み違え、ネット上の検索が急増しました。
第7巻の「最終楽章」で何が起きたか
打ち切り説が広まったのは2026年2月、コミックス第7巻の発売前後のことです。
「終幕」の文字と宣伝コピーが重なった
第7巻の電子書籍ストアや公式あらすじには「ついに”悪魔の狂想曲(ブラックパレード)”は最終楽章(フィナーレ)へ」という文句が載りました。収録エピソードの第57話には「悪魔の狂想曲 ―終幕―」というサブタイトルがついています。
誌面でこのエピソードが掲載されたのは2025年9月。しかし単行本やジャンプ+のレンタル配信で「終幕」に触れた読者は2026年2月に集中しました。同じ月に大勢が「最終楽章」「終幕」という言葉を目にし、「キヨシくんは終わった」という検索が一気に増えています。
「悪魔の狂想曲」は大魔王ロトとの決戦を描いた長編エピソードの名前で、作品全体の終了ではありません。
ロト撃破とパラディンクロス授与が「駆け足のラスト」に見えた
ロトとの最終局面で絶体絶命のキヨシを浄ヶ崎悪狩が救い、反撃から大魔王を撃破。直後の第59話では最高位「パラディンクロス」が授与されます。主人公がラスボスを倒して称号を得る展開は、ジャンプの打ち切り漫画によくある駆け足エンドと構図が近く、正直ここで幕引きではないかと感じた読者は少なくなかったはずです。
ただ、物語はそこで止まっていません。
最高組織「カムナビ」が何者かに乗っ取られ、行方不明の死屍戸五郎を探して一行は魔界へ向かいます。
掲載順位の不安とサジェストが固定された背景
ジャンプ読者の間では、目次の掲載順がアンケート支持率を反映するという認識が広く浸透しています。本作も時期によって掲載順がやや後方に位置することがあり、SNSでは「アンケートを出し続けないと危ない」という防衛的な投稿が目立つ時期がありました。
2022年に掲載された読切版『エクソシストのキヨシ君』と連載版の表記違いから「前に終わった作品と同じもの」と勘違いする人や、亜級試験編の区切り(第17話)を最終話と混同する書き込みも残っています。こうした断片的な情報が検索エンジンに拾われ、サジェストの固定化につながりました。
2026年5月、連載と刊行はどこまで進んでいるか
第91話がセンターカラーで掲載された直後であり、コミックスも最新第8巻まで刊行済みです。
魔界潜入編が佳境に入っている
最新の第91話では、魔界での対ボボ戦が描かれ、主人公が昏倒したところへ何者かが救出に現れるクリフハンガーで終わっています。死屍戸の公開処刑を巡る戦いと大魔王の息子・地獄瀬ガガとの対決など、物語のスケールは拡張中です。
公式Xのプロフィールには「週刊少年ジャンプにて絶賛連載中!」の記載があり、毎週「#今週のキヨシくん」で最新話の告知が出ています。
コミックス刊行と今後の予定
| 巻数 | 発売日 | おもな収録内容 |
|---|---|---|
| 第7巻 | 2026年2月4日 | 第54話〜第60話(ロト戦決着、パラディンクロス授与) |
| 第8巻 | 2026年5月1日 | 第61話〜(魔界潜入編開始、死屍戸の公開処刑) |
第9巻の発売日は集英社から正式に発表されていません。ベルアラートの予測では2026年7月26日頃と算出されていますが、あくまでアルゴリズムによる推定値です。集英社公式(S-MANGA)の新刊案内を待つ方が確実です。
アニメ化の公式発表はなく、ネット上の「アニメ2期」は1期自体が存在しないため根拠がありません。連載状況が気になったときは、ジャンプ公式の作品ページを見るのが一番早いです。

