『あおざくら 防衛大学校物語』は2026年4月22日、週刊少年サンデー21号でセンターカラー付きの連載再開を果たしました。約1年3ヶ月の休載は作者・二階堂ヒカルの体調不良によるもので、打ち切りではありません。
30巻のラストで近藤勇美が松井常代にプロポーズする場面は、恋愛漫画としてあまりに綺麗な決着でした。そこから先も防大生活が続くとは思いにくく、ここが「完結した」という誤解の起点になっています。
単行本は36巻まで刊行済みで、累計発行部数は330万部を超えています。
30巻のプロポーズと、1年3ヶ月の沈黙
近藤のプロポーズと長期休載が重なったことで、打ち切り説は一気に広がりました。
サンデー21号でセンターカラー復帰
本誌での最後の掲載は、2025年1月22日発売のサンデー8号に載った第367話「ラーメンスパイラル」です。この回の末尾で体調不良による休載が告知され、以降は約1年3ヶ月のブランクに入りました。
復帰は2026年4月22日発売のサンデー21号。センターカラー付きで、三学年編の続きとなる防大内のコンプライアンス改革を扱った内容です。
休載の理由と作者の近況報告
休載中の2025年10月、WEBサンデーの著者ブログ「バックステージ Vol.59」で二階堂ヒカルが自ら近況を報告しました。体調が執筆可能な水準まで戻ったこと、他作家の新連載枠との兼ね合いから編集長と復帰時期を調整していること、10周年に向けた意気込みを綴っています。
休載は作家の健康を優先した編集部の判断で、人気低迷や連載上のトラブルとは関係ありません。
「36巻が最終巻」という誤解
本誌が止まっていた2025年4月18日、単行本36巻は予定通り発売されました。帯には「累計330万部突破」の文字が入っています。
ただ、コミックス派にとって状況はわかりにくいものでした。最新刊を手に取ったのに本誌では何ヶ月も新しい話が載っていない。「この36巻が最後で、それ以降は打ち切られたのでは」という憶測が出る状況でした。
ドラマ全5話と、まだ出ていない37巻
もう1つ、打ち切り説を後押ししたのが2019年の実写ドラマです。
ドラマは打ち切りではなく全5話の企画
本郷奏多主演のドラマ版はMBS「ドラマ特区」の深夜枠で全5話構成でした。最終話では、原田が防大から脱柵(逃亡)を図り、近藤が「つらいなら頼れよ、仲間を」と涙ながらに引き留めます。4年生の坂木が原田を抱きしめるようにして連れ戻すラストは、1つの青春群像劇としてよくまとまった終わり方でした。
企画段階から全5話で組まれた深夜ドラマですが、5話という尺だけを見れば打ち切りにしか見えません。2020年春には同キャストで舞台版も上演されており、メディアミックスとしては予定通りの展開でした。
37巻の発売時期とドラマ続編・アニメ化について
連載再開により原稿ストックが積まれ始めていますが、第37巻の発売日は小学館からまだ出ていません。ドラマ第2期やアニメ化についても、公式発表やプレスリリースはない状態です。
実写展開は2020年の舞台版を最後に動きがなく、いまは原作の復帰と10周年のプロモーションが中心です。
正直なところ、330万部の連載がセンターカラーで復帰した時点で、答えは出ていると思います。37巻の発売時期は、サンデー公式の新刊情報で確認できます。

